お風呂の換気扇掃除はどこまで自分でできる?分解しすぎない7つの手順
お風呂の換気扇って、天井のかなり上のほうにあるじゃないですか。だから正直、掃除するタイミングを逃しがちなんですよね。
ある日ふと見上げてみたら、吸込口のスリットにホコリがみっちり詰まっていたり、黒い汚れがこびりついていたり——なんてこと、あなたも経験ありませんか?
私が初めてお風呂の換気扇掃除に手を出したのも、まさにこの「たまたま見上げちゃった」パターンでした。指でちょっと触ってみたら、乾いたホコリのサラサラ感じゃなくて、なんとも言えない粘り気がある。思わず、げっ!と声が出ました。
ただ、お風呂の換気扇は電気で動く精密な設備なので、汚れているからといって見える部品を片っ端から外して洗えばいいというものではないんです。
換気扇の奥にはファンやモーター、配線が控えていて、そこへ水や洗剤が入り込むと、故障や感電というシャレにならない事態を招きます。
結論を先に言ってしまうと、自分で掃除していいのは、取扱説明書で「自分で外していい」と確認できたカバーやフィルターまで。それが基本ラインです。
この記事では、お風呂の換気扇掃除はどこまで自分でやっていいのかを最初にはっきりさせたうえで、準備から部品の取り付けまでを7つの手順に分けて解説していきます。
お風呂の換気扇掃除はどこまでやる?カバーとフィルターまでが基本
お風呂の換気扇掃除で最初にチェックすべきなのは、どの洗剤を使おうか?なんかじゃありません。「どの部品まで自分で分解していいのか」——これに尽きます。ここを見誤ると、あとで痛い目を見ますからね。
お風呂の換気扇はちょっと種類があります。「浴室暖房乾燥機」「浴室乾燥機」「浴室乾燥機」「プロペラ式乾燥機」が主な面々。
”構造が違うけど見た目が似てる”のも多数あったりするので、取扱説明書が非常に大事になってきますね。
その取扱説明書には一般的に「お手入れ方法」として書かれているカバー(グリル、ルーバー)、フィルターまでが掃除の対象となっています。これについては多種あるお風呂換気扇での共通認識と考えていいです。
| 換気扇の部分 | 自分で掃除する目安 | 基本的な掃除方法 |
|---|---|---|
| カバー表面 | 掃除できる | 掃除機や乾いた布でホコリを取る |
| 外せるカバー | 説明書に外し方がある場合 | 指定された方法で外して掃除する |
| 外せるフィルター | 説明書に外し方がある場合 | 掃除機でホコリを取り、洗える場合だけ洗う |
| 本体の吸込口周辺 | 手前から見える範囲 | 柔らかいブラシや布でホコリを取る |
| ファン・モーター・配線 | 原則として触らない | 分解せず、異常があれば相談する |
| 排気管やダクトの奥 | 自分では掃除しない | 詰まりが疑われる場合は管理会社などへ相談する |
※すべての製品に当てはまらないので、部品は取扱説明書を確認しつつ、作業してください。
最初に型番と取扱説明書を確認する
カバーへ手をかける前に、まずやることがあります。それは換気扇の型番確認です。
型番は、カバー付近に貼ってあるシールに印字されている場合があります。遠隔操作ができる製品だと操作パネルなどで確認できます。もちろん入居時にもらった取扱説明書には書いてあります。見当たらない場合は、カバーや操作パネルを写真に撮って、管理会社へ聞いてしまうのも手ですよ。
型番が分かったら、メーカーの公式サイトで取扱説明書を探して、次の項目を確認しましょう。
- カバーやフィルターを取り外せるか
- どの方向へ動かすのか
- 水洗いできる部品はどれか
- 使用できる洗剤は何か
- 掃除前にどの電源を切るのか
- メーカーが示す掃除頻度
見た目が似ている換気扇でも型式・年式によって、ばね式、つめ式、ねじ止め式、フィルターだけを引き出すタイプなど、外し方はバラバラです。
最近動画配信でも目にしますが、別の型番の動画や記事だけを参考にして「うちも同じ構造だろう」と決めつけるのは、だいぶマズイのでやめておきましょう。
簡単に外せるカバーとフィルターを掃除する
ここまで、取扱説明書に取り外し方法がちゃんと書かれていて、説明どおりに無理なく動かせるカバーやフィルターは、自分で掃除していい範囲とお伝えしています。ここ大事です。
逆に、説明書に外し方の記載がない部品は、見た目がいかにも外れそうでも触らないほうが安全です。「外れそう」と「外していい」はまったく別問題ですからね。
また、本来は外れるはずなのに外れない場合は、力任せに何とかしようとしないこと。築年が古い建物だと、経年劣化でもろくなっていたり、汚れの固着で動かない場合もあります。「もうちょいだ!」と力を加えることで、”バキっ!”と破損する可能性もあります。
ちょっと高機能な「浴室暖房乾燥機」は、一般的な換気扇とは構造が違うことがあります。フィルターだけを引き出して掃除できるタイプもあったりするので、見た目だけで判断しないでくださいね。
ファンや本体内部は分解しない
「浴室換気扇」などは、カバーを外すと奥にシロッコファンが見えることがあります。「見えている」としても「外せる」とは限らないので、深追いはやめておきましょう。
そのファンの周囲や奥には、モーターや配線といった電気部品が控えています。取扱説明書に取り外し手順が書かれていないなら、指を入れたり工具でこじ開けたりするのは絶対にやめてください。
しかし、「自分で外して掃除できる」と推奨する製品もあるので、お風呂の換気扇、奥深いです。その機器をお使いであれば、取説を熟読しつつ挑戦することはできますよ。
カバーを外せると、さらに奥の方の汚れが気になっちゃったりしますが、ヘタに手を出すとファンや配線に触れたり、汚れを逆に奥へ押し込んでしまったりする可能性があるので、逸る気持ちは抑えましょう。
お風呂の換気扇が汚れるわけ
お風呂の換気扇とキッチン換気扇、どちらも「換気扇」と同じに見えますが、主に付着する汚れの性質はまったく違うんです。
キッチン換気扇には、調理中に発生する油を含んだ煙が吸い込まれます。一方、お風呂の換気扇で中心になるのは、空気中のホコリや繊維くずが湿気を含んで貼りついた汚れなんです。
なので、掃除方法もちょっと違ってきます。
湿気を含んだホコリが吸込口へ付着する
浴室は、入浴のたびに湿度がグッと上がりますよね。
吸込口に付着したホコリがその湿気を吸い込み、乾燥と湿潤を繰り返しているうちに、スリットやフィルターへガッチリ貼りついてしまいます。時間が経つと、乾いたホコリどころか、黒く粘りのある泥みたいな状態になることも…。
私が見つけた汚れも、まさにそれでした。指で触ると粘りがあって、掃除機で吸うだけじゃうまく取れない。カバーの表面だけじゃなく、裏側にも黒い汚れがベッタリ広がっていました。
フィルターや吸込口の目詰まりで換気が弱くなる
フィルターや吸込口にホコリがたまると、空気が通る面積そのものが狭くなって、吸い込みが弱くなることがあります。
私の場合、カバーや手が届く範囲の汚れを取り除いて部品を戻し、運転してみたら、掃除前とは明らかに吸い込む音が変わったんですよ。音だけで換気性能を正確に判断できるわけではありませんが、それまでかなり空気の流れが妨げられていたんだろうな、と実感しました。
ただし、掃除後も換気がやたら弱いままなら、原因はホコリだけとは限りません。給気不足、屋外排気口やダクトの問題、本体の故障といった可能性も考えられます。
表面の黒い汚れがすべてカビとは限らない
換気扇のカバーやスリットにある黒い汚れ、見た目だけでつい「これはカビだ」と思っちゃいますよね。
黒ずみには、こんなものが混ざっている可能性があります。
- 湿気を含んで固まったホコリ
- 繊維くずや髪の毛
- 表面へ付着した細かな汚れ
- カバー表面に発生したカビ
- 樹脂部品の変色や劣化
黒い汚れが落ちないからといって、換気扇本体へカビ取り剤を吹きかけるのはやめてください。洗剤を使っていいのは、取扱説明書で「洗える」と確認できた部品だけです。
ちなみに、換気不足によって壁や目地に発生したカビについては、今後公開予定の「お風呂の床・壁掃除」の記事で詳しく解説する予定です。よかったらそちらもチェックしてみてください。
キッチン換気扇用の強い洗剤を使わない
キッチン換気扇の油汚れ掃除だと、強いアルカリ性洗剤や浸け置き洗いがよく紹介されますよね。でも、その方法をそのまま浴室換気扇に持ち込むのはまったくもってNGです。
浴室換気扇のカバーやフィルターには、強い洗剤や高温のお湯に弱い素材が使われていることがあります。樹脂の変色、変形、表面の劣化につながる可能性も十分あるんです。
しつこいようですが、これも要取説確認事項です。
お風呂の換気扇掃除を始める前の準備
お風呂の換気扇掃除は、電源を止めて、足元をしっかり安定させる——この二つの準備が欠かせません。
浴室は床が濡れやすいうえ、浴槽や壁のせいで踏み台を置ける場所も限られています。天井を見上げながら両手を使う作業なので、手が届く高さであっても、姿勢が意外と不安定になりがちなんですよ。
換気扇を停止して電源を切る
掃除を始める前に、まず換気扇の運転を止めます。
壁のスイッチを切るだけでいい製品もあれば、掃除前に分電盤のブレーカーを落とすよう指定されている製品もあります。ここは自宅の取扱説明書の指示を最優先にしてください。
電源を切ったあとも、ファンが完全に止まっているかを確認しましょう。
浴室内の水分を拭き取る
入浴直後の掃除は避けて、床、浴槽のふち、脚立や踏み台を置く場所の水分を拭き取っておきます。
床が濡れていると、脚立や踏み台の脚が滑る危険があります。手や手袋が濡れた状態で、スイッチや電源周辺に触れるのも避けてください。
浴室が十分に乾いて、温度も下がっている時間帯に掃除するのが安全です。
安定した踏み台を用意する
換気扇へ手が届かない場合は、平らで安定した場所に脚立や踏み台を設置します。
浴槽のふち、風呂いす、洗面器、便器、家庭用のいす——こういうものを足場にするのは絶対にやめてください。
私が初めて掃除した浴室は、浴槽とトイレが同じ空間にあるタイプでした。低い脚立は持っていたんですが、浴槽とトイレの床の間に置くしかなくて、足場も姿勢もかなり不安定。手は届くんですけど、変な力が入って、バランスを崩したら浴槽か便器に頭をぶつけかねません。
十分な作業スペースを確保できないなら、カバーを外す掃除を無理にやらないという判断も、立派な選択肢のひとつです。
掃除道具を手元へそろえる
掃除中に踏み台を何度も上り下りしなくて済むよう、必要な道具は事前に手元へそろえておきましょう。
- 掃除機
- ブラシ付きノズル
- 柔らかいブラシ
- 乾いた柔らかい布
- 手袋
- 外した部品を置くタオルや容器
- 安定した踏み台
- スマートフォンやカメラ
- 説明書で使用可能な場合のみ中性洗剤
掃除機の硬いノズルをカバーへ強く押し当てると、スリットや樹脂製のつめを傷めてしまうことがあります。できるだけ柔らかいブラシ付きノズルを使って、そっと当てるようにしてください。
部品を外す前に写真を撮る
カバーやフィルターを外す前に、取り付け状態を写真に撮っておきましょう。
カバーの向き、フィルターの表裏、つめやばねの位置、部品の重なり方——これを記録しておくと、掃除後に元へ戻すのがぐっと楽になります。
賃貸住宅の場合、掃除前からあった破損や変形の記録としても役立ちます。型番や注意書きのシールも一緒に撮っておくと、あとで管理会社へ相談するときに便利ですよ。
お風呂の換気扇を安全に掃除する7手順
ここからは、お風呂の換気扇を掃除する基本の流れを、7つの手順に分けて説明していきます。
製品によってカバーの外し方や洗える部品が違うので、取扱説明書に別の指示がある場合は、必ずそちらを優先してくださいね。
手順0. 準備する
何事も準備を怠らなければ、たいがい上手くいくと子供の頃父親に教えられました。これは掃除にも通じているんですね。笑
- 換気扇の電源オフ。ブレーカーを落とすのが理想
- 床が濡れているなら拭く。スベリ防止
- 脚立や踏み台を用意。浴槽のヘリや風呂椅子は使わない
- スマホ。分解・組立に自信がなければ行程を写真に収める
それ以外の道具も用意しましょう。
- 掃除機
- ブラシ付きノズル
- 柔らかいブラシ
- 乾いた柔らかい布
- ゴム手袋:医療用だと指先感覚が掴みやすいのでおすすめ=粉吹いていないやつ
- 外した部品を置くタオルや容器
- 中性洗剤:説明書で使用可能な場合のみ
手順1.カバー(グリル、ルーバー)表面のホコリを掃除機で吸う
電源が切れていることを確認したら、カバーを取り付けたまま、表面のホコリを吸い取ります。
掃除機のブラシ付きノズルを軽く当てて、スリットに沿って少しずつ動かしてください。最初に表面のホコリを粗取りするだけでも、あとでカバーを外したときに汚れが落ちにくくなります。
掃除機を強く押し付けたり、ノズルを吸込口の奥へ突っ込んだりする必要はないですよ。カバーがたわむほど力を入れないようにしましょう。
手順2.取扱説明書に従ってカバーを外す
説明書にカバーの外し方が書かれている場合だけ、指定された手順どおりに取り外します。
代表的な構造には、こんなものがあります。(各メーカーさん情報)
- カバーを少し下へ引き、金属ばねをつまむタイプ
- 樹脂製のつめを決められた方向へ動かすタイプ
- フィルターだけを横から引き出すタイプ
- ねじで固定されているタイプ
- カバーを利用者が外さないタイプ=外すな危険
カバーが途中で止まる、片側だけ動く、つめが変形しそう、きしむ音がする——こういうときは、もうそこで手を止めてください。
説明書に工具を使う指示がないのに、ドライバーなどでカバーをこじるのは避けましょう。部品だけでなく、本体や天井材まで傷つけてしまう可能性があります。
手順3.カバーとフィルターのホコリを取る
取り外したカバーやフィルターを平らな場所へ置き、掃除機でホコリを吸い取ります。
フィルターが薄いタイプだと、掃除機の吸引力で変形することがあります。ブラシ付きノズルを押し付けず、弱めの吸引力で少しずつ吸ってください。
固まったホコリは、柔らかいブラシで表面を軽くなでてから掃除機で吸い取りましょう。硬いブラシや金属製の道具でこすり落とそうとすると、フィルターやカバーを傷めることがあるので避けます。
手順4.洗える部品だけを中性洗剤で洗う
取扱説明書で「水洗いできる」と確認した部品だけを洗います。
中性洗剤の使用が認められている場合は、薄めた洗剤と柔らかい布やスポンジを使いましょう。強くこすらず、付着したホコリを少しずつ落としてください。
次のような部品は、説明書の確認なしに水へ浸けないようにします。
- フィルター
- 金属ばねが付いたカバー
- 表示ランプやセンサーがある部品
- 浴室暖房乾燥機の本体パネル
- 電気部品と一体になった部品
黒ずみが完全に落ちないと思ったら、樹脂自体が変色していた…って可能性もあります。新品同様にしたくて力任せにこすったり、強力洗剤に切り替えたりするのはやめてくださいね。
手順5.本体側は見えるホコリだけを取る
カバーを外した本体側は、ファンや配線などがあるので、そこを触らない安全に見える範囲だけを掃除します。
乾いた柔らかい布やブラシで、吸込口の縁や本体表面のホコリを軽く取り除いてください。本体内部へ水、洗剤、アルコール、カビ取り剤などを直接吹きかけるのは絶対にNGです。
掃除機のノズルや長い棒、綿棒を本体の奥へ入れるのも避けましょう。ファン、モーター、配線、排気管は、私たち利用者が掃除する範囲ではありません。
どーしても排気管を掃除したいなと思ったら、管理会社やメーカーの相談窓口へ確認してください。
手順6.洗った部品を十分に乾かす
水洗いしたカバーやフィルターは、乾いた布で水分を拭き取り、できれば風通しのよい場所でしっかり乾かします。
表面が乾いて見えても、部品の形によっては水が残りやすい場所もあるので注意が必要です。
濡れたまま本体へ戻すと、水分が電気部品へ垂れたり、ホコリが再び付着しやすくなったりします。急いで元へ戻さず、裏側や隙間まで乾いているか確認してください。
手順7.元の位置へ戻して運転を確認する
掃除中に撮っておいた写真が役に立つ時が来ました。取扱説明書を見ながら、カバーやフィルターを元の位置へ戻します。
運転前に、次の点を確認してください。
- カバーが傾いていない
- つめやばねが正しく固定されている
- フィルターの表裏が合っている
- 部品が浮いたり、ずれたりしていない
- 浴室内に部品が残っていない
確認できたら、テスト運転開始、電源オンです。
運転したときに、カタカタという音、強い振動、焦げたような臭い、カバーのぐらつきがあったら、すぐに停止してください。「まあ大丈夫だろう」で運転を続けず、管理会社やメーカーへ相談するのが賢明です。
カバーが外せないお風呂換気扇の掃除方法
ここまで、「分解、分解」と言っていてなんですが、お風呂の換気扇カバー、必ず外せるわけじゃありません。
カバーをシロウトが外せない構造のもあれば、フィルターだけを引き出す製品、ねじ止めされた製品、浴室暖房乾燥機と一体になった製品などなど、お風呂の換気扇は多種多様の製品群なのです。
無理やり引っ張る前に型番と外し方を確認する
メーカー公式の説明書やお手入れ動画を見る場合も、念のため、あなたの型番と一致しているかどうかは必ず確認してください。外せないと判ったら、そこでストップ!分解はしません。
型番が分からない賃貸住宅では、カバーや操作パネルの写真を管理会社へ送って、「これ外していい製品ですか?」と確認する方法もありますよ。
努力はしましょう!外側から取れるホコリだけでも掃除する
カバーが外せなくても、外側のホコリなら掃除できます。
電源を切り、ブラシ付きノズルでカバー表面や吸込口のホコリを軽く吸い取ります。そのあと、乾いた柔らかい布で拭ける範囲を仕上げましょう。
固着や破損があれば管理会社へ相談する
分解できる仕様なはずだけど、なんかできない!!って時はだいたい次の状態になってるので、作業は速攻中止です。
- 説明書どおりにならない
- 汚れやさびで部品が固着している
- 樹脂製のつめが変色している
- カバーにひびが入っている
- 部品が変形している
- ねじがさびている
特に賃貸住宅では、上手く行かない際には、写真を撮って管理会社へ相談してください。ここで無理をしても、いいことは一つもありません。
お風呂の換気扇掃除の頻度
お風呂の換気扇掃除に、「これが正解」という全家庭共通の頻度はありません。家族の人数、入浴回数、ホコリのたまり方を見ながら、自宅に合った間隔で掃除していくのが現実的ですね。
また、掃除頻度を低くするために、別売りフィルターを利用するって手もあります。
なお、下記は”いったん掃除してある程度きれいになった”状態が前提です。
カバー表面はホコリが見えたときに掃除する
カバー表面にホコリが見えたら、厚く固まってしまう前に掃除機で吸い取ってしまいましょう。
表面掃除だけならカバーを外す必要もなく、短時間で終わります。湿気を含んで粘りが出る前に取ることで、スリットの目詰まりも防ぎやすくなりますよ。
入浴前など、浴室が乾いているタイミングで吸込口を見上げる習慣をつけておくと、汚れに早く気づけます。そう、意外にお風呂の天井や壁って見ないんですよね。
別売りフィルター付けて汚れを防ぐ
フィルター機能を持たない換気扇も存在するので(以前の私んち)、その場合は別売りのフィルターを貼って換気扇に入るホコリを防ぐって方法もあります。
製品に交換頻度の説明がありますが、ご家庭や環境に依るところが大きいので、汚れてきたら交換するって方法でいいですね。
フィルター設置には賛否あって、貼れば当然吸引力が落ちるので換気に影響が出るので好ましくないとする意見もあります。また、貼ることで換気扇内部にホコリやチリが入りづらくなるので、掃除は楽になるという意見もあります。
私が思うに、お風呂に窓があれば換気は十分だし、窓解放で外からのホコリも入ってくるので、フィルターは有効。逆に、窓がないお風呂は、換気効率重視でフィルターは貼らない。ってのがいいかなぁ。
まとめ!お風呂の換気扇掃除は分解はほどほどに
お風呂の換気扇掃除は、取扱説明書で「外してもいい」と確認できたカバーやフィルターまでを掃除するのが基本です。
「浴室暖房乾燥機」「浴室乾燥機」「浴室乾燥機」「プロペラ式乾燥機」と種類が多く、カバーの外し方ひとつをとっても全く同じではないのですが、個人がやれる掃除はほぼ同じです。
作業前には換気扇の電源を切って、浴室内の水分を拭き取っておきましょう。天井へ手を伸ばす必要があるなら、浴槽のふちや風呂いすではなく、安定した踏み台を使ってくださいね。
掃除は、カバー表面のホコリを吸うところからスタートです。外せるカバーやフィルターは、説明書に従って取り外し、掃除機や柔らかいブラシでホコリを取っていきます。水洗いできると確認した部品だけを洗い、十分に乾かしてから元へ戻しましょう。
本体、ファン、モーター、配線へ水や洗剤をかけるのは絶対にNGです。奥の汚れが気になっても、長い道具や掃除機のノズルを差し込まず、手前から安全に見える範囲だけにとどめておきます。
カバーが外れない、部品が固着している、異音や強い振動がある、焦げたような臭いがする——こういうサインが出たら、作業は中止です。
特に賃貸住宅では、自分で本体を修理・交換などせず、写真や動画を残して管理会社へ相談することが必須です。こういう「無理しない判断」の大切さが身に沁みるタイミングです。
あなたも、ぜひ慎重に取り組んでみてくださいね。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
