換気扇シロッコファンの掃除が面倒な人必見|頻度とラクにする3つのコツ

レンジフードを背景に、腕組みをして換気扇の掃除方法を考える女性

引越し先の換気扇が、人生初のフラット型レンジフード&シロッコファンでした。

表面だけ見たら「おしゃれw」「あんま汚れてないかな」が最初の感想。ところが初めて見る整流板を外した瞬間、げっ!中は別世界。

前の住人さんの油汚れ、しっかり置き土産じゃないですか……って、なんで引越して早々レンジフード大掃除?

結論から言いますと、シロッコファン掃除は「フィルター月1回、シロッコファンは半年〜1年に1回」が基本の目安です。

ただし、揚げ物や炒め物をよくする家、前の住人の汚れが残っている賃貸や中古住宅では、最初だけ早めに点検したほうが安心ですよ。

この記事では、換気扇のシロッコファン掃除の頻度、ラクに汚れを落とすコツ、セスキ炭酸ソーダや中性洗剤の使い分け、整流板やファンを外すときの注意点まで、実際に私がやらかした失敗も交えてまとめます。

正直に言うと、シロッコファン掃除は「気合いでゴシゴシ」の家事ではありません。無理に力を入れると、部品が曲がったり、塗装を傷めたり、戻すときに泣きそうになったりします。

攻略順を間違えなければ、ちゃんとしかもラクできますよ。

※”換気扇”の表記は”レンジフード”も含みます。

目次

超基本:換気扇シロッコファン掃除の頻度はこれでOK

シロッコファン掃除の頻度早見表

換気扇のシロッコファン掃除は、毎週やるような家事ではありません。

結論は、フィルターは月1回、シロッコファン本体は半年〜1年に1回を目安にすると続けやすいです。レンジフードメーカーのFUJIOHも、フィルターは1か月に1回程度のお手入れをすすめていて、目詰まりすると異音や油垂れの原因にもなると案内しています。

掃除する場所頻度の目安やること
レンジフード表面調理後〜週1回油はねを軽く拭く
整流板月1回中性洗剤で拭く、油だまり確認
フィルター月1回ぬるま湯と中性洗剤で洗う
シロッコファン半年〜1年に1回外して洗う、汚れが強ければ浸け置き
入居直後・中古住宅まず、できるだけ早めに確認前の汚れを確認する

ここで無理なスケジュールを組むと、だいたい挫折します。私も「毎週きっちりやるぞ」と思った家事ほど、三日坊主選手権で優勝しがち。

だから、毎日は見える場所だけ、月1回はフィルター、半年に1回はシロッコファン。この3段階に分けると、掃除のハードルがぐっと下がります。

ラクにする3つのコツを先に言います

シロッコファン掃除をラクにするコツは、たった3つです。汚れをためすぎない、油をゆるめてから洗う、外す前に写真を撮る。 これだけで作業のしんどさがかなり変わります。

特に油汚れは、冷えて固まると粘着力が増します。いきなり古歯ブラシでガシガシこすると、汚れより先にこちらの心が削れます。いや、待って。それおかしくない?掃除しているのに、なぜ私の体力だけ減っていくのか。だから、ぬるま湯や洗剤で油をゆるめてから落とすのがコツです。

私が引越し直後に掃除したときは、セスキ炭酸ソーダで浸け置きしたら、思った以上に汚れが浮いてきました。ただし、固着した部分は古歯ブラシでこする作業も残りましたし、羽根の角度によっては完全に落としきれない場所もありました。浸け置き=全部勝手にピカピカではありません。ゲームでいえば、ボスのHPを半分削ってくれる便利アイテム。最後の一押しは自分の手です。

  1. 汚れをためすぎない
  2. ぬるま湯や洗剤で油をゆるめる
  3. 外す前・途中・戻す前に写真を撮る

入居直後は「見た目がきれい」でも中を確認

引越し先や中古住宅では、換気扇の外側だけ見て判断しないほうがいいです。私の家もそうでした。表面はそこまで汚れて見えなかったのに、整流板とフィルターを外したら、シロッコファンには前居住者の油汚れがそこそこ残っていました。外側だけきれいにして中はそのまま、これ、意外と盲点なんですよ。

入居直後に一度確認しておくと、その後の掃除頻度を決めやすくなります。汚れが軽ければ半年後でOK。油が固まっているなら、最初だけ大掃除してリセット。そのあとは月1回のフィルター掃除でかなり守れます。

確認する順番は、レンジフード表面、整流板、フィルター、シロッコファンの順です。最初からファンを外そうとすると大仕事になります。まずは見える範囲で、油だまり、ベタつき、ホコリの固まり、異音、吸い込みの悪さを見てみましょう。

  1. レンジフード表面を拭いてベタつきを確認
  2. 整流板を開けて油だまりを見る
  3. フィルターの目詰まりを確認
  4. 奥のシロッコファンをライトで照らす
  5. 汚れが強ければ早めに掃除する

換気扇シロッコファン掃除の基本手順

まず電源を切って、手袋と写真を準備する

シロッコファン掃除で最初にやることは、洗剤を作ることではありません。電源を切ること、手袋をすること、外す前に写真を撮ることです。リンナイの掃除案内でも、レンジフード掃除前に電源が切れているか確認し、安全のためにゴム手袋を使う流れが紹介されています。

私はプロペラファン時代にいろいろ失敗してきたので、シロッコファン初挑戦のときはかなり慎重に進めました。ファンは金属部品が多く、油で手が滑ります。しかも、外した部品は似た形のものが多い。気づいたら「このネジ、どこの子?」となりがちです。ネジ迷子、地味に焦りますよ。

写真は、作業前、整流板を開けた状態、フィルターを外した状態、シロッコファンを外す直前、外した部品の並びで撮っておくと安心です。戻すときの説明書代わりになります。

用意するものは、次の通りです。

  1. ゴム手袋
  2. 古歯ブラシ
  3. やわらかいスポンジ
  4. 台所用中性洗剤
  5. セスキ炭酸ソーダ
  6. 大きめのゴミ袋または洗い桶
  7. キッチンペーパー
  8. 乾いた布
  9. スマホ
  10. 取扱説明書

整流板とフィルターは力ずくで外さない

整流板は、初めて触ると本当にわかりにくいです。私も引越してすぐのレンジフード大掃除で、手前側の止め金具のレバーを回すところまではわかりました。ところが、どうにも開かない。そこで少し力を入れたら、奥側の引っ掛け金具の片方がひしゃげました。うぉー!入居早々、なにしてるのって感じ。

原因は、おそらく油汚れの固着です。油で動きが悪くなっていた整流板を、無理に動かしたことで丁番に負荷がかかったのだと思います。

ここは本当に注意してほしい場所。整流板は大きくて重さもあり、外れ方を間違えると落下や変形につながります。LIXILも、整流板は完全に取り外すか、しっかり取り付けた状態で手入れするよう案内しています。ぶら下げた状態での作業はけがの恐れがあるため避けたいところです。

開かないときは、力を入れる前に止め金具、引っ掛け金具、油の固着等を確認します。ぬるま湯で湿らせた布を当てたり効果的な洗剤を使ったりして、油をゆるめるだけでも動きが変わることがあります。

  1. 止め金具の操作や向きを確認する
  2. 整流板はしっかり支える
  3. 簡単に開くか?油で固まっていないか?を見る
  4. 開かない場合は無理に引かない
  5. 取扱説明書かメーカー名で外し方を確認し油汚れが原因なら除去する

シロッコファンは浸け置きしてからこする

整流板を外したら、次に現れるフィルターを外し、いよいよシロッコファンを外していきます。

これも機種によって違いがありますが、だいたいはオイルトレー(油受け)という部品を外してシロッコファン本体にたどり着きます。

シロッコファンはファンの中心にスピンナーというデカいダイヤルを回して外しますが、基本ネジの緩む締まるの向きが一般とは逆になっているので注意です。

次は洗浄ですね。基本は、ぬるま湯に台所用中性洗剤を溶かし、汚れをゆるめてからスポンジやブラシで洗います。

メーカーの多くは、取り外した部品を台所用中性洗剤を溶かした35〜40℃のお湯に20〜30分ほど浸して汚れをゆるめる方法を案内しています。

最初の掃除でシロッコファンを見た第一印象で、中性では追いつかない、セスキ炭酸ソーダを使おうと決めました。引越し先のシロッコファンは、見た目以上に油がこびりついていていたんですよね。引渡時の掃除を怠った…って事かも知れません…。

セスキ+お湯に入れた瞬間から少しずつ汚れが浮いてきました。「おおー」と一瞬嬉しくなりますね。

とは言え、羽根の内側や角には汚れが残っちゃうんです。シロッコファンは羽根が細かく並んでいるので、角度によってスポンジもが届きにくいんですよね。

洗う手順は、次の流れです。

  1. 大きめのゴミ袋を二重にしてシンクに置く
  2. ぬるま湯を入れる
  3. 中性洗剤または素材確認済みのセスキを溶かす
  4. シロッコファンを浸ける
  5. 汚れがゆるんだらスポンジや古歯ブラシでこする※最近、綿の手袋が有効だと気が付きました。
  6. 洗剤をしっかり流す
  7. 水気を拭き取り、完全に乾かす

こすり方は「強く」ではなく「細かく」です。力まかせにやると、塗装や部品を傷めることがあります。掃除は筋トレではありません。

洗剤選びで失敗しないための注意点

セスキ炭酸ソーダは油汚れに強いけれど万能ではない

セスキ炭酸ソーダは、酸性の油汚れに向いています。

東京ガスのコラムでも、セスキ炭酸ソーダは油汚れに効果的な一方、レンジフードの素材によっては変色や塗装の剥がれにつながる恐れがあると説明されています。特に銅やアルミ、アルカリ性洗剤に弱い塗装面では、取扱説明書の確認が先です。

私のシロッコファン掃除では、セスキ炭酸ソーダの浸け置きで思った以上に汚れが浮きました。そこは本当に助かりました。

でも、だからといって「全部セスキでOK!」とは言いません。素材がわからないまま使うのは、ちょっと怖いです。油は落ちたけれど塗装も落ちた、なんてことになったら、笑えない家事ミステリーですから。

セスキを使うなら、まず目立たない場所で試し、長時間放置しすぎないようにします。お湯の温度も高すぎると手肌への刺激が強くなります。手袋は必須。肌が弱い人は、中性洗剤から始めるほうが安心です。

使う前に見るポイントは、次の通りです。

  1. ファンの素材
  2. 塗装の有無
  3. 取扱説明書の洗剤指定
  4. アルカリ性洗剤への注意書き
  5. 変色や塗装剥がれのリスク

迷ったら台所用中性洗剤がいちばん無難

洗剤選びで迷ったら、まず台所用中性洗剤です。

中性洗剤は洗浄力が強すぎないぶん、塗装や素材への負担を抑えやすいからです。タカラスタンダードも、ファンのお手入れでは台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し、スポンジなどで汚れを落とす方法を案内しています。

洗ったあとは水分をよく拭き取り、乾燥させてから取り付ける流れです。

油汚れが強いと、つい強力洗剤を使いたいと思いますよね。

わかります。私も昔はそのタイプでした。ゲームの課金必殺技同様に、強い洗剤を出せば勝てると思っていました。

でも、レンジフードは素材と塗装があります。強すぎる洗剤は、汚れだけでなく表面にもダメージを与えることがあります。

中性洗剤で落ちにくい場合は、浸ける時間を少し延ばす、ぬるま湯を使う、古歯ブラシで羽根の間を丁寧にこする、という順番で試すのがおすすめです。いきなり強い洗剤に飛びつかない。ここ、家事のボス戦でかなり効きます。

中性洗剤が向いているケースは、次の通りです。

  1. 素材がわからない
  2. 賃貸で部品を傷めたくない
  3. 塗装の剥がれが心配
  4. 初めてシロッコファンを掃除する
  5. 手肌への刺激を抑えたい

換気扇掃除は習慣づけて行けば、徐々に汚れが付きづらくなっていくんです。そうなるとシメたもので、使う洗剤も中性洗剤で用が足りるようになります。

洗剤は混ぜない、熱湯も使わない

換気扇掃除では、洗剤をあれこれ混ぜないでください。

特に塩素系と酸性タイプの洗浄剤は危険です。消費者庁は、住宅用や家具用の洗浄剤の表示で「まぜるな」「危険」などの特別注意表示について案内しており、使用時の手袋や用途外使用を避ける注意も示しています。

シロッコファン掃除では、油汚れを落としたくて強めの洗剤を使いたくなる場面があります。

でも、台所は狭いです。レンジフードの下で作業していると、洗剤のにおいがこもることもあります。換気扇を掃除しているのに換気できない、という謎の状況…。だからこそ、換気、手袋、単独使用を守りましょう。

また、熱湯も避けたほうが安心です。LIXILは、フィルター掃除で60℃以上の熱い湯を使うと、やけどや樹脂部品の変形の恐れがあると案内しています。

ぬるま湯で十分です。温度で勝負するより、時間と洗剤のなじませ方で勝負したほうが失敗しにくいですよ。

避けたい行動は、次の通りです。

  1. 洗剤を自己判断で混ぜる
  2. 熱湯を使う
  3. 素手でアルカリ性洗剤を扱う
  4. 電気部分へ洗剤を直接かける
  5. 洗剤を残したまま取り付ける

掃除頻度をラクに守るコツ

毎日は「油が固まる前にひと拭き」で十分

シロッコファン掃除をラクにしたいなら、毎日の掃除でファンまで触る必要はありません。

毎日やるなら、調理後にレンジフードの外側など見える部分と難なく手が入る場所を軽く拭くだけで十分なんです。

油は熱いうちは比較的落ちやすく、冷えるとホコリと混ざってベタベタの膜になります。ここで放置しちゃうと、後々の掃除が大仕事に変わります。

といっても、毎回完璧に拭くなんて無理です。私だって夕飯後は、シンクの洗い物を見て「今日はもう閉店しました」と心のシャッターを下ろす日があります。だから、全部ではなく、油が飛びやすい下端、スイッチ周り、整流板の表だけでもOK。

おすすめは、キッチンペーパーやスポンジに薄めた中性洗剤を少し含ませて拭き、そのあと水拭き、乾拭きする流れです。洗剤を残すとベタつきやくすみにつながるので、最後の水拭きは忘れないようにしたいですね。

毎日の軽い掃除は、次の3か所だけで十分です。

  1. レンジフードの本体
  2. スイッチ周り
  3. 整流板の表面

月1回はフィルターと整流板裏をチェック

月1回の掃除では、フィルターと整流板を中心に見ます。ここで油を止められると、シロッコファンの汚れ方がかなり変わります。

フィルターは目詰まりすると、吸い込みが悪くなったり、異音や油垂れにつながったりします。FUJIOHのFAQでも、フィルター汚れは吸い込み不良や異音、油垂れの原因として紹介されています。

私の感覚では、月1回のフィルター掃除は「未来の自分への仕送り」ですw。今やっておくと、後々の大掃除がラクになります。逆にここをサボると、大掃除で「なんて時間がかかる…なんで落ちない?…」と泣きながら油の固まりと戦う羽目になります。

フィルターは中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し、やわらかいスポンジで目に沿って洗いましょう。強くこすると変形や塗装傷みが出ることがあるので、やさしく。

整流板は外せるタイプなら安定した場所で拭き、外せない場合は片手で支えながら作業します。油だまりがあると垂れてくるので、最初にキッチンペーパーで吸い取ると後がラクです。

月1回の流れは、次の通りです。

  1. 整流板を開ける
  2. 油だまりをキッチンペーパーで取る
  3. フィルターを外す
  4. ぬるま湯と中性洗剤で洗う
  5. 乾かしてから戻す

半年〜1年に1回、シロッコファンを外して洗う

シロッコファン本体は、半年〜1年に1回を目安に外して洗います。揚げ物が多い家、炒め物が多い家、焼き魚をよくする家は半年寄り。煮物や電子レンジ調理が多く、油をあまり使わない家なら年1回でも間に合うことがあります。

ただし、入居直後は別です。私のように、前居住者の汚れが残っているケースもあります。外から見てきれいでも、奥のファンは見えにくい場所。ベタつきや茶色い油の膜が見えたら、早めに一度リセットしてやりましょう。

シロッコファンを洗うときは、外した部品を食洗機に入れないほうが無難です…って、そんなヤツないだろう??

でも、タカラスタンダードは、ファンのお手入れで食洗機を使わないよう案内しており、塗装傷みやサビの原因につながると説明していました。…いるんだ…

さらに、シロッコファンの羽根に付いている回転バランス用の金具は、異音や作動不良につながるため外さないよう案内しています。

ファン掃除のタイミングは、次のサインで判断できます。

  1. 換気扇の音が大きくなった
  2. 吸い込みが弱く感じる
  3. 整流板の内側がベタつく
  4. フィルター掃除をしても油臭い
  5. ファンの羽根に茶色い汚れが見える

自己流の換気扇掃除の頻度:おすすめしたい

ここで私事ですが、自己流の掃除頻度をご紹介させてください。w

独自掃除方法

  • 毎日掃除:調理後の片付け時に”目に見える所”と”手の入る所”をひと拭きする
  • 週1回:整流板を開けて裏側とフィルターを掃除する
  • 年3回:シロッコファン浸け置き掃除とレンジフード内部を拭き掃除

と、マニアックな方法となっております。

これに至ったのは、以前、面倒がって放置していたがために、いざ掃除する際に地獄の大掃除になった経験と、賃貸生活なので、あくまで”借り物”としてきれいに使う事を誓ったからです。

習慣づけるのは大変かと思いますが、慣れればなんとかなります!ぜひ、お試しください!

よくある失敗と対処法

整流板が開かないときに力を入れすぎる

これ、私が本当にやりました。整流板の止め金具は回した。なのに開かない。ちょっとだけ力を入れた。すると奥側の引っ掛け金具の片方がひしゃげた。引越し早々、レンジフードと気まずい関係になるとは思いませんでした。

整流板が開かない原因は、金具の向き違い、油汚れの固着、止め具の動きの悪さ、外し方の勘違いなどがあります。特に長く掃除されていなかった換気扇は、油が接着剤のように固まっていることがあります。

無理に引くと、丁番や支えの金具に負荷がかかります。私の失敗はまさにこれでした。

対処法は、まず力を抜くこと、気合を入れすぎないことです。

レバーの向き、手前と奥の支点、整流板の支え方を確認します。油で固まっていそうなら、ぬるま湯で湿らせた布を数分当てて、動きが軽くなるか見ます。それでも動かない場合は、型番で取扱説明書を探すか、メーカーに確認したほうが安全です。

やってはいけない流れは、次の通りです。

  1. 開かないのに引っ張る
  2. 片側だけに力をかける
  3. 整流板を支えずに金具を外す
  4. 丁番の構造を見ないまま動かす
  5. 戻し方を撮影せずに分解する

浸け置きしたのに汚れが残る

浸け置きしたのに汚れが残ると、ちょっとがっかりしますよね。私もセスキ炭酸ソーダで浸け置きしたとき、汚れがかなり浮いて「これは勝った」と思いました。でも、固着した部分は古歯ブラシでこする作業が残りましたし、羽根の角度によっては汚れが残る場所もありました。シロッコファンの羽根、あれはもう油汚れの迷路です。

汚れが残る原因は、洗剤が届いていない、油が冷えて再び固まった、ブラシの角度が合っていない、浸ける時間が短い、汚れが古すぎる、などです。ここで金属たわしを使うと、塗装を傷める恐れがあります。LIXILも、金属たわしや硬いスポンジでこすると塗装がはがれる恐れがあるため、やわらかいスポンジで洗う流れを案内しています。

残った汚れは、一度で完璧を狙わなくて大丈夫です。ぬるま湯で再度ゆるめる、古歯ブラシを斜めに入れる、木ベラや竹串を布で包んで細部をなでるなど、部品を傷めにくい方法を選びます。完璧主義でこすりすぎると、汚れより塗装が負けます。

汚れ残りの対処は、次の順で試します。

  1. もう一度ぬるま湯で温める
  2. 洗剤をなじませる
  3. 古歯ブラシで羽根の間をこする
  4. 角度を変えて確認する
  5. 無理に削らず次回に回す

戻したあとに異音がする

掃除後に換気扇を回したら、いつもと違う音がする。これ、焦ります。原因として多いのは、ファンの取り付け不足、ツマミの締め不足、部品の向き違い、水分残り、バランス用金具を触ってしまった、などです。

シロッコファンは回転する部品なので、少しのズレでも音に出ます。FUJIOHのFAQでも、運転時に異音がする場合、ファンのツマミが緩んでいるケースや、取り付け手順に沿って確実に戻す案内があります。 タカラスタンダードも、羽根に付いている回転バランス用の金具は外さないよう案内しています。

戻したあとに音がしたら、まず電源を切ります。すぐに再運転して様子を見るより、取り付けを確認したほうが安心です。写真を撮っておけば、外す前と戻した後を見比べられます。ここでスマホ写真が活躍します。掃除中は地味な存在ですが、最後にヒーローになるやつです。

確認する順番は、次の通りです。

  1. 電源を切る
  2. ファンが奥まで入っているか見る
  3. ツマミやネジの締まりを確認
  4. 部品の向きが合っているか写真と比べる
  5. 水分が残っていないか確認
  6. 異音が続く場合は使用を止めて相談する

まとめ

換気扇のシロッコファン掃除は、毎日の家事に組み込むものではありません。フィルターは月1回、シロッコファンは半年〜1年に1回を目安にすれば、かなり現実的です。揚げ物や炒め物が多い家は早め、油をあまり使わない家は年1回寄り。引越し先や中古住宅では、最初に一度だけ中を確認して、前の汚れをリセットしておくと後がラクですよ。

ラクにするコツは、汚れをためすぎないこと、油をゆるめてから洗うこと、外す前に写真を撮ること。この3つです。セスキ炭酸ソーダは油汚れに強く、私の引越し直後の大掃除でもかなり助かりました。ただし、素材や塗装によっては変色や傷みのリスクがあります。迷ったら中性洗剤から。ここは背伸びしなくていいところです。

そして、整流板やシロッコファンは力ずくで外さない。これ、声を大にして言いたいです。私みたいに丁番をひしゃげさせると、掃除どころか修理の心配まで出てきます。いやほんと、油汚れより自分の焦りのほうが手強いんですよ。

シロッコファン掃除は、やり方さえ決めておけば怖くありません。見える場所はこまめに、奥のファンは半年〜1年でしっかり。完璧を狙いすぎず、「次の掃除がラクになる程度」を目標にしてみてください。家事は長期戦ですからね。今日の自分がちょっと動くと、未来の自分が台所で小さく拍手してくれます。

あ、それと私の自己流掃除も機会があったら試してみてくださいね。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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