キッチンのシンク汚れの落とし方|中性洗剤+重曹+クエン酸で失敗しにくい基本

ショートカットで細身の若い主婦が水色のゴム手袋をはめ、片手に黄色いスポンジ、もう片手に洗剤ボトルを掲げてにっこり笑い、これからキッチン掃除を始めようとしている様子の写真

なぜキッチンシンクの汚れは、気づいたときには手強くなっているんでしょうか…。

大きな理由は掃除の際に「白いザラつき」と「油の膜」と「ぬめり」を一緒くたにして、とにかくこするって方法で殴りにいくからなんですよね。
それじゃきれいにならないうえに、細かい傷まで増えてしまう…。最悪、間違った洗剤の組み合わせで鼻にくる刺激臭まで出る始末。
そう、いいことがないんです。

この記事に書かれている手順を知れば、シンク掃除には「何を使えばいいのか」「どこまでやればいいのか」など不明なところも解るようになります。

中性洗剤→重曹→クエン酸の順を基準として、汚れの性質に合わせて掃除する方法なので、ただ無駄にこすって表面のツヤを落とすような事故も起きにくいんです。

仕上げに行う”拭き上げ”まで行えれば、翌日のベタつきも残しにくくなりますよ。
今日から「困ったらこの順番」で手を動かせるようにしましょう。

目次

キッチンシンクの汚れは「白いザラ・油の膜・ぬめり」で選ぶ

まずは、この汚れがどの種類なのか?を見分けますよ。
手当たり次第にこすり洗いしても遠回りして時間がかかるので、触ってみた感触で決めちゃったほうが結果的には早いです。

白いザラつき=水あかの可能性

指先でなでて、ザラッとかカリッと引っかかるなら水あかですね。
白っぽい筋になったり、うっすら輪の形で残ったりします。

このパターンでは汚れ部分を水で濡らしてからクエン酸を使います。

指で触るとキュッキュッとしない=油汚れのサイン

見た目はきれいでも、指で触るとヌルッだったりベタベタだったりした場合は油の膜で汚れてますね。
シンクの全体もちろん、コンロに近い場所や洗剤ボトルを置いている周りに出やすい傾向がありますよ。

この場合は中性洗剤で一度洗ってから、重曹を少し湿らせて(ペースト状にして)その部分になすり付けます。
ベタつきが溶けるように緩んで落ちやすくなります。

ヌルッと糸を引く=ぬめりのサイン

排水口まわりやフタ、ゴミ受けがヌルッとして、流しても解消しないなら、それはぬめりです。
平らなところより、段差やフチ、部品の裏…陰の部分に残りやすいですね。

ここはささっと洗って流すのを何回か繰り返すのが、簡単で速い方法です。

上の3つが混ざるときはどうしたらいい?

上の3種類が合体した汚れの場合には、別途手順があるんです。

油のベタつきが残ったままだと、掃除しても白いザラつきに洗剤が届きにくい事がわかっています。
掃除方法として一番いいのは「中性洗剤で全体→重曹でベタつき→クエン酸で白いザラつき」の順で進めると、無駄がないですね。

最短の基本手順は「洗う→当てる→流す→拭く」

この流れをルーティン化すれば、汚れが軽い日もひどい日であっても、どちらにも通用しますよ。
どーしても時間がない日は「洗う→拭く」だけでも、見た目のくすみが残りにくくなります。

では、「洗う→当てる→流す→拭く」をくわしく!

洗う:中性洗剤でシンク全体を一周洗い

まずシンク全体をぬるま湯で流しましょう。
冷たい水のままより、油がゆるんで洗剤が広がりやすくなるんです。

中性洗剤をスポンジに取り、シンクの底→側面→フチの順にこすって一周します。あまり力は入れず、泡をすべらせるように洗いましょう。
最後に水・お湯でさっと流して、ベタつきが残っている場所だけ次の方法で対処します。

当てる:重曹は粉のまま使わず、湿らせてからなでる

”洗う”で今ひとつベタつきが残っている部分は、水気が少し残っている状態で重曹(粉)を少量のせていきます。
指やスポンジでこねるようになじませて、ゆるいペースト状にしてからそっとなでてください。

乾いた面に粉をこすりつけると、細かい傷になりやすいので避けましょうね。
なで終わったら、重曹が残らないようにしっかり流します。

当てる:クエン酸はペーパーで貼って“置く時間”を作る

白いザラつきが残る場合は、クエン酸水の出番ですよ。
水200mlにクエン酸小さじ1を溶かし、キッチンペーパーや薄めの布を浸して汚れに貼ります。いわゆる”パック”ですね。

5分程度放置したらペーパー(布)を外し、さらにスポンジで軽くなでてから洗い流しましょう。
排水溝などの金属パーツの色が変わりそうなときは、長く放置せずにさっと短時間で対応して様子を見ます。

流す:流し残しは許さない

洗剤をしっかり流すってのは重要なんですよね。

シンク底みたいに見える場所はしっかり洗い流せるんですが、シンクのフチ、排水口の外周、スポンジ置き場の脚まわりなどは、洗剤が残りやすい場所なんです。
ちゃんと完遂するには、こういう場所も意識して、水を当てる角度を変えるなど工夫して泡が出なくなるまで流しましょう。

拭く:仕上げは拭き上げる!

掃除というとしっかり汚れを落とすことは重要ですが、同様に「最後に乾燥させる」事も非常に重要なんです。

なぜなら、水滴を残すと乾いた時にその跡がそのまま白く残る時があるんですよね。
「あれ?洗ったのになんか白っぽくね?」って状況がこれなんです。

できたらマイクロファイバーでシンクの底、側面、フチまでもしっかり拭き切りましょう。
触ってサラッとしていれば合格ですよ。

傷・ムラ・刺激臭を避けるために、やらないことを先に決める

シンク掃除で失敗するって事もあるんですよ。それはだいたい次の3つなんですよね。
「強くこする」「洗剤を混ぜる」「洗い残す」。

この3つを意識するだけで、仕上がりがズッと良くなりますよ。

要注意:金属たわしと硬いブラシは細かい傷の原因になりやすい

ステンレスは丈夫に見えても、細かい傷が増えると光が散って白っぽく見えるようになっちゃうんですよね。
汚れがなかなか落ちないときほど力を入れたくなりますが、やわらかいスポンジで“なでる”くらいが結果いちばんいいんです。

指で引っかかるような汚れは、先にクエン酸パックや重曹ペーストで汚れを浮かせてから本格的にこすりましょう。

注意:研磨剤入りは“ここぞというときだけ”にして、全体では使わない

研磨剤入りのクレンザーは、小さく残った黒ずみやザラつきには効くんです。
ただ、シンクの底や側面など広い範囲に使うと、ツヤが失われたり、うっすらムラが出ることがあります。

どうしても使うなら「ここだけ」とせまい範囲を決めて短時間だけこすることです。
終わったらしっかり流して、拭き上げ乾燥まで一気に進めるようにしましょう。

注意:酸性(クエン酸)と塩素系は同じ日に使わない

「なんかちゃんと落ちないな」と種類違いの洗剤を多用するのは避けましょう。
特に酸性(クエン酸など)と塩素系漂白剤を一緒に使うのは絶対に避けてくださいね。刺激臭が発生する原因になります。

仮に塩素系を使った日は、水やお湯でのすすぎを多めにしっかり流して、クエン酸は別日に使うほうが間違いなく安全です。

注意:メラミンスポンジは素材によってはツヤが落ちる

メラミンスポンジは“削って落とす”道具の部類なので、素材や表面の仕上げ次第ではツヤが変わちゃうことがあるんです。
特に人工大理石系のシンクは、目立たない場所で軽く試してからにしてくださいね。
ヤバそうだったら、それ以上はやらないって方針でお願いしますね!

普段の手入れは、中性洗剤+やわらかいスポンジ+最後の拭き上げでじゅうぶん足りるんです。

キッチンのシンク汚れを軽くする終わらせ方は「水気ゼロ」

さっきもお伝えしましたが、シンク掃除の仕上がりは最後の”ひと拭き”で大きく変わるんですよ。

掃除後に水滴が残ったまま乾いてしまうと、乾いた跡が白い筋になって水あかの原因になるんです。洗い終わったらしっかり拭き切る、乾燥させるんです。

これだけで翌日からの汚れが付きにくくなるんです。

拭き上げはマイクロファイバー1枚で十分

洗い終わったら、シンクの底、側面、フチ、すべてを拭いてくださいね。

水が集まりやすいのはフチや角で陰ができる場所なので、最後にそこをもう一度確認して拭き上げれば完璧です。

仕上げに手で触ってみて、サラッとしていればOK。ヌルッとする場所があればまだ汚れがあります。
そこだけ中性洗剤をつけて軽く洗い直し、もう一度拭いて水気を取りましょう。

このブログでも再三お伝えしているのですが、水回りの掃除後の「拭き上げ」ってとっても大切なんですよね。わたしは汚れを落とす段階まで頑張って、汚れが消えれば満足しちゃって「拭く・乾燥」まではめんどくさいって思ってる派なんです。
なぜ?って言うと、わたし自身水回りの掃除は毎日・毎回「全部やる」方針だからなんです。
シンクで言えば、調理をした後の掃除では排水口の奥まで(ワントラップ外し)やってるからなんですね。
「そんなんできないよ」って方は、絶対に「拭き上げして乾燥させる」はやってくださいね!
キレイの持ちが全然違います!

排水口まわりは再確認してみる

ちなみに”ぬめり”は、排水口の周りやフタの裏、ゴミ受けのフチに残りがちです。

最後にその部分を確認してヌメっているようならスポンジで洗って、同じようにクロスで水気を取りましょう。
これをやっておくと、次の日以降のヌルつきが出にくくなりますよ。

スポンジの置き場をちゃんと考える

スポンジが濡れたまま置きっぱなしにすると、ぬめりが出やすくなるんですよね。
洗い終わったスポンジはよく絞って、水が切れる置き方にします(立てる、浮かせるなど検証してみて)。

スポンジ受けの下も水がたまっているはずです。ここも最後に一拭きしておくと、ぬめりの元を断つことができますよ。

シンクに物を置く数を減らすと水あかの筋が残りにくい

シンクに洗剤ボトルをはじめアイテムが置いてあると、その周りだけ乾き方が変わって白い筋が残りやすいんです。
置く物を減らせることができると最高です。

減らせない場合でも手はあります。
物を置く場所を決めて、最後にその周辺や下もしっかり掃除するようにします。習慣づけるんですね。
日常のたったこれだけで、汚れ防止と見た目の良さを獲得できますよ。

キッチンシンクの汚れのまとめ

なぜキッチンシンクの汚れは、放っておくほど面倒になるんでしょう。

一般的には「こまめに掃除すれば汚れも軽いうちに落とすことができる」と言われます。そりゃそうですよね。
でも、現実はもっと雑な感じで、水あかと油とぬめりを全部まとめてスポンジでこすり、落ちないからと言ってさらに力を足すから、お陰でシンクのツヤも削っていきます。
これじゃ勝ち目がないですよね。

本記事でお伝えしたのは、その逆なんですよね。

まずシンクを指で触ってみて「白いザラつき(水あか)」「ヌルッとした油の膜」「排水口まわりのぬめり」を判別するんです。

次に中性洗剤で全体を洗い、ベタつきは重曹、白いザラつきはクエン酸を使って落としましょう。
排水口周りは汚れが凝縮しやすい場所なので、確認をすることですよ。
そしてやばい化学反応を起こす洗剤は絶対に混ぜない、強くこすらない、広い範囲で研磨剤を塗り広げないというNG行為を意識しておきましょうね。

これを守れば、十分に安全にキレイにできますよ。

そして最後の拭き上げしての乾燥。これみんなやらない…。
ここをサボると、せっかく落としたのに水滴が次の水あかを予約することになるんです。シンクの底、側面、フチをしっかり拭き切って乾燥まで持っていきます。

実はやることってそんなに無くて、意識して取りかかれば掃除は成功しますよ。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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